数日前から関東地区に大雪の予報が出ていたが、予報がスバリ的中した。関東地区は雪に対する免疫がないので、ちょっと雪が降ると交通がパニック状態になる。メタル便では念のため、昨日からご注文いただくお客様には、北関東の届けに関しては最悪の場合は金曜日にお届けできずに月曜日になることをご了解いただいた上でオーダーをいただくことにした。例え「他の運送会社は届けられるよ」と言われたとしても、一車両の配達件数が多いので気合だけでは解決できない問題だ。できない事はハッキリと伝えることで、かえって信用をいただくこともある。 カジ
メタル便のコンセプトは「鋼材の新しい流通を考え、共同配送や少量鋼材のプラットホーム作りを事業化し実践する。」で明確である。4年経った今、前記を表のコンセプトとすると氷山の水面下のように、水面下のコンセプトがあるかもしれない。これを数日かけて小池さんと色々考えてみた。 以下はその要約・・・
①メタル便のサービスが「誰かがやりたかったこと」「新しいものが生まれそう」の魅力があるので、多くの良き理解者や協力者がいた。当事者になってくれた人も多い。
②同業者との競争や、お客様とのゼロサムもしてない。むしろ関わったところにメリットがある仕組みかもしれない。
③大きくなることより、継続を考えていた。
④メタル便サービスの継続、人との出会い、営業ではない広報活動に手間をかけてきた。
⑤「メタル便とは何か」を絶えず自問自答し、メタル便というブランドを大切にしてきた。
浦安の新社屋を新しい内に記録に残す為、カメラマンの草野さんにお願い、建物のポイント・ポイントを撮影してもらう。夕方からは、日経ベンチャーの紙面用に、カメラマン菅野勝男さん(http://www.live-one.co.jp/)がメタル便夜の積込み作業を撮影に来られる。いずれもデジカメのファインダーを覗かせてもらい、迫力ある写真の数々が撮れたようだ。私はヒマだったので、撮影に没頭するプロカメラマンの姿を、感づかれないよう、ひたすら激写していた。
村瀬さんが本日、葛西循環器病院から墨田区のリハビリテーション病院に転院することになった。恵子夫人の配慮で、病院に転院する前に会社に寄ってくれた。村瀬君とっても素敵な笑顔で挨拶していた。頑張ってリハビリしてきてください。 カジ 村瀬さんが本日、葛西循環器病院から墨田区のリハビリテーション病院に転院することになった。恵子夫人の配慮で、病院に転院する前に会社に寄ってくれた。村瀬君とっても素敵な笑顔で挨拶していた。頑張ってリハビリしてきてください。 カジ
大阪、浜松、浦安とメタル便グループではインフルエンザがこの一週間猛威を振るっている。吉田氏・渡辺氏・鞠子氏共にB型ウイルスで、今週ダウンした。他の人にうつるので出社できないのがつらい。そんな中、前からWEBを通じて何かのウイルスに感染しているらしき私のノート型パソコンもついに本日ダウンし、全く立ちあがらない。データ-を全て消去し、再インストールすることになる。人間とパソコンを並列に考えると怒られるかもしれないが、いずれにしても恐るべしウイルス。 カジ
「・・・小生現在はコンサルテーションから一切手を引いて居りますが,最近同年配のコンサルタント(元)と懇談する機会がありまして、一致した意見は ”如何に失敗の経験が多いのか、亦それを如何にリカバリーする苦労が多いかが重要であるか”と言うことでした。斯く申す小生も、経営陣を驚かす大失敗をやり、システムリーダーに選んで下さった方々へのお詫びに自決まで考えたこと今も明細に覚えております。・・・」。変化させることの難しさを痛切に教えて頂いた貴重なお手紙でした。
共同配送は物流コストを削減するのにとても効果的、だが実はそこに大きな落とし穴がある。仮にA社+B社の物流をあわせメリットだせても、何かの都合でB社の物流が止まった時点から悲劇が始まる。A社に交渉しても運賃改定は通らない「急に言われてもこ現行運賃でお客様に説明してあるので・・・。」と言った具合で、低価格の運賃だけが残る。こんな例は結構多い。お客様の物流はどんどん変化していく。A社+B社+C社+D社+E社・・・位の状況でないとなかなか安定はしない。共同配送の難しさはこんな所にもある。 カジ
吉川さんは英語が堪能なので、物流に関する海外の情報をインターネットから検索し翻訳してもらうことがある。先日はこんなのが有りますと言って、「成功するクロスドッキング」という小論文をアメリカのサイトから探してきた。とても論理的な吉川さんが、浦安新事業所がオープン数日してから「社長、クロスドッキングが理解できた気がします。クロスドッキングって、要はトラックがいっぱい出入りすることなんですね」と言われた。確信をついている。 教訓1、成功させるにはトラックを、いっぱい出入りさせること。
初出勤の新人ドライバーに、朝一言アドバイスする。 「知っていると思うけど、鉄と戦ってはダメ。鉄鋼は重く硬い、積込中に荷崩れしそうになったら荷崩れを防ごうと思わず、自分の安全を第一に考えること。普段から体の逃げ場は確保して作業すること。商品の代替はあるが、傷ついた体は元には戻らない」 「吊ってあるワイヤーはいつか必ず切れる。締めてあるバンドルも吊り上げたら飛び跳ねてくることもある。信用しないこと」。実は27年前に父の経営する梶哲商店に入社した時、一番最初に父より注意を受けた言葉だ。 カジ
メタル便の成り立ちについて、日経BP社が取材に来られる。メタル便のビジネスを始めるきっかけや、梶・吉田・渡辺の3名の出会いについて細かい質問をいただく。取材を受けながら、自分自身の中で整理もつき、メタル便のビジネススピードや様々な出会いに改めて驚く。プロカメラマンによる3名並んでの写真撮影、シャッター音とカメラマンのプロのリップサービスも心地よい。取材の記事は日経ベンチャーの4月号に4ページで掲載されると言う。 カジ