午後5時、鉄鋼団地を通過するが、5時と言うのにトラックがまばらで、閑散としている。門扉を閉めている店も多い。荷動きの悪さを実感する。10年前とは全く違う景色だ。鉄鋼団地の輸送に従事するトラックは、積置き終えて既に車庫に帰っているのだろう。
メタル便の車庫にもどると、配達を終えた1台目のトラックがやっと帰ってきた。これから関東広域から集荷したトラックが続々と車庫に戻り、積込作業がスタートする。メタル便の忙しさとは鉄鋼団地の荷動きの無さは対照的に目に映ってきた。 カジ
寒い夜の現場がいつも以上に活気ずいた。
荷物を置くスペースが無くなってしまった、手の空いている乗務員が台木を足していく。
今日は遅くなると思い、近くのコンビニで「肉まん」を買い込み現場で配る。
1分弱の休憩、肉まんを頬張りながら戦闘開始!
ところがこれだけ荷物で溢れ返っているのに全員が協力し合い、終了時間はいつもより少し遅いくらい。
また積込と同時進行で行う発送の荷造り作業も通常の倍使い数がありましたが、こちらも途中から4人がかりで作業にあたり無事に時間に間に合わせる事ができました。
普段、乗務員を誉める事はめったにありませんが、頼もしく成長してくれていると実感しました。
ズバ抜けた能力よりも、チームワークを大切にするメタル便、これからも突っ走りますよ!
午後8時、積込みが終わり荷締め作業中のK氏に「今の時間に積みあがって自宅に帰るのは何時ころ?」と聞く。K氏はメタル便のスタート時から傭車として入ってもらっているドライバーで、無口だが黙々と仕事をしてもらう我々の大切な働く仲間だ。
「浦安から成田の車庫に帰るまで2時間、会社で日報を書き翌日の地図を確認して30分~1時間。今日は早いので大体11時半ごろかな」10年間こんなに大変な環境で毎日働いてくれていたのかと、それを聞いて愕然とした。それに彼ほどベテランでも毎日最低30分を使って事前準備に地図を見ることにも、メタル便の仕事の大変さを痛感した。 kaji
先ずは、事前に参加者に与えられて宿題の発表。①2009年、自分のベストの障壁となったこと
②うまく出来とこと、やって良かったこと
③2010年の戦い方(改善・戦略)
④2011年の自分はどうなっているか
各自の仕事に対する思いなど、興味深い発表が続く。プレゼンテーションの価値は、バリョーとインパクト。全員の発表では古賀君のが秀逸であった。笑わせてくれた。今回はメタル便グループ4社に加えて、ゲストで物流会社4社6名の参加いただき、その発表にも加わっていただく。それぞれがエキスパートで優秀な人達なので、大きな刺激になる。メタル便を通じて、すばらしい縁が広がっていくことに感謝する。 カジ
新年恒例のスタートダッシュミーティング、大阪で開催。毎年成人の日を利用している。今年が何回目になるだろうか。
明日の研修の土壌作りで、各社入り混じっての飲み会。これも重要な行事で全員の温度調整をおこなう。大笑いの馬鹿話でスタートしてがいつのまにか仕事の話になっている。そして2次会、3次会と仲間の輪は続いていく。カジ
「交通事故死者は4914人。9年連続で減少し、57年ぶりに5000人を下回る。」と言うニュースが報道された。過去最悪だった1970年の1万6765人と比べ、29%の水準まで減っている。飲酒運転、シートベルトの着用等安全に対する取締りは年々厳しくなる。
古賀より、あるお客様はコイルを運ぶ時の安全基準が非常に厳しいと聞く。飲料メーカーの飲酒に対する取り組みも半端ではなく、入庫車両全部に毎回のアルコールチェックをおこなう。だから飲料を運ぶドライバーは、車庫を出るとき、積込時、配達時に3回のチェックになる。飛行機に乗ると毎フライトにシートベルト着用と非常時の避難方法ビデオが流れるが、世界中で実際にその場面にそのケースに出会うのは1件有るか無いかだと思う。でも営業トラックの運行や作業基準も、命の尊さを尊重して、そのレベルになってきている。
先日ある取引先で転落事故が起きドライバーが骨折したが、即座にそこに出入りする全ての運送会社が召集され今後の取り組みに関する安全対策会議がもたれた。その後工場に出入りする際の安全基準が数項目追加された。自動車メーカでちょっとした輸送品質で問題が発生すると、事故顛末書の受理まで何度も再提出を求めらて、書類の作成まで最低50時間は費やすという。そして、そこに書き込まれた今後の事故対策は実施が求められ毎回ハードルは高くなる。 カジ
2010年 メタル便グループに新たな試みがスタートした。3事業所(浦安・名古屋・大阪)のスタッフの1ヶ月の活動目標を月の初めに各自作成して、全員がその目標を回覧して、お互い切磋琢磨することにした。実際スタートしてみると、とってもしっくりくる、今までが実施していなかったのが不思議なくらいだ。
「散歩のついでに富士山は登れない」
各自の行動計画をみていると、結果の前にやはり計画ありきだとしみじみ感じる。月末には、その結果も報告することになっている。 カジ