お盆中にメタル便浦安の売上の前年同月比のグラフ(年系移動累計)を作成してみた。緑の縦線がリーマン、赤の縦線が東日本大震災。お蔭様で20ヶ月連続で、前年同月の売上が伸びており、平均で15%アップである。5年で倍になるペース。
メタル便は不景気に強い。リーマンショック後の一年間は、さすがに荷動きが悪く低迷したが、丁度一年後から快進撃が始まった。東日本大震災以降もその流れは止まらない。この20ヶ月を振返ってみても全体のマーケットは小さくなっているが、逆にメタル便は伸びている。メタル便は困ったときにいつもお客様の隣にいる存在のようだ。
震災以降、メタル便の荷扱いが多くなっている。集荷された置き場の鋼材や、車両の荷台に積まれているボリュームからも感じる。鋼材全般の需要ば増えている実感はないし、個々のお客様の話をお伺いしても景気の良さは感じられないのだが。
理由は、震災以降数社のお客様より「荷動きが悪いので月間常用のトラックを減車するので、運びきれなかった分はメタル便さんよろしくね」と言われ その扱い量が確実に底上げされている。もう一つは、4月以来積極的に実施してくた、数々のお得なキャンペーンである。オーダー用紙に数文字書くだけで割引されるので、価値があるようだ。扱い量が増える=お客様に役立っていただいている。こう考えると有難いことだ。 カジ