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[ メディア掲載 ] 2022年10月17日 鉄鋼新聞

小口配送運送のメタル便
荷物追跡システム運用開始
ホームページで到着時間確認、利便性高まる

小口鋼材の混載運送を手掛けるメタル便は、ネットによる荷物追跡システム「TS22」の運用を開始した。共同配送のため荷受け時の到着時間指定はできないが、先方に到着時間を伝えたいという要望に応えるためにシステムを構築。ドライバーがスマートフォンアプリで荷物登録し、取引先は荷物受付から持ち出し時間、三つの時間帯の到着時間、配達完了までをホームページで確認できる。

[22.10.17]

[ 関東 ] カバー率

後発の楽天モバイルのネイティブネットワークは4G人口カバー率が2022年4月現在で91%(KDDIからのレンタルを含めると92.7%)に達した。今後は基地局の建設を更に加速するというが、残された過疎地に対しては、基地局の建設費に対して1%ずつでもカバー率を上げていく事は間違いなくイバラノの道のりである。

メタル便も同様で関東エリアの市町村に対して料金を提示してどこでも配送可能にするには、配送車両を一台一台増やして、結果として20年の歳月が掛かった。メタル便の混載便の強みは、関東⇔中部⇔関西⇔北九州の重工業ベルト地帯以外への配送ネットワークである。具体的には、北海道/東北/北陸/四国/南九州エリアで、貨物量が少ないためライバルがやりたがらないエリアである。浦安発の場合、例えば北海道や東北便など配送効率の悪いエリアを開始する時は、間違いなく赤字でスタートを覚悟し、開始に当たり一定期間で赤字が継続するなら撤退ラインも決めていた。幸いにライバルが良い所どりして、過疎地についてはチャレンジしてないので、逆に撤退ラインまでには黒字かできて現在もサービスが継続できている。

今日の日経新聞にJRがローカル線に対しては「40年度には19年度の最大1.6倍の客単価になる」との記事が載っていた。20年先のことを実しやかに平然と発表するJRの後ろ向きの姿勢には、読んでいて腹が立った。ドル箱の東京⇔新大阪の利益でリニアをつくりローカル線を切り捨てる方針のJR、公共機関として日本国土をどう考えているのか。

[22.10.06]

[ メディア掲載 関西 ] 2022年10月4日 物流ニッポン

「メタル便」中核を担う 大栄
加盟全体で定期会合

大榮は中小事業者の集まりである長尺物の混載輸送ネットワーク「メタル便」を提供している。大阪を拠点に全国への輸送を行い、関東、中部、関西など主要な工業地帯をカバーしている。専門的なノウハウが必要な長尺物の輸送を得意とし、建築資材やビニールシートなどを扱う。
吉田社長は「いわば倉庫にとっての『足』。運びにくい荷物も、メタル便のネットワークで解決することが可能だ」と話す。メタル便に加盟する全社で定期的に会合を開いており、輸送時にはネットワークの各社で協力することもある。輸送網は全国に広がり、吉田社長はさらなる仲間を増やしてメタル便の輪を広げたいと述べている。

[22.10.04]