10月位から徴候があったが、ここに来てやっぱりメタル便車両に対して仕事量が上回り、キャパシティをオーバーしている。年末の繁忙期ということでなく、緩やかであるが毎年確実に前年同月比で扱い量が増えてきて、それに見合う様に増車計画をしてきたが、全体的に仕事量がオーバーぎみだ。メタル便の仕事は、配送件数が多く広範囲で、毎回届け先が異なるし、扱い品種が多いのでドライバー育成には時間がかかる。深刻な問題だ。
メタル便では北関東、神奈川、千葉に配達したあとは、配達先エリアから帰り方面の荷物を積んでくることが多くなってきた。開設当初は、浦安発の小口発送に全力を傾けていたが、配送の件数を多少減らしても、帰りの荷物を積んで帰ってくる。なぜならその方が収益性が良く、トータルでお客様にも喜ばれるからだ。この様に効率良く出来上がってしまうと、いとも簡単に見えるが実はこれができるまで長い年月がかかるのだ。往路と復路の荷物は同時には生まれてこない、不採算の運行から開始して、いつかは往復にできると願い、リスクを背負いながら、やっと出来上がってきたルートなのだから
運送会社の社長より聞いた話。・・・トラックに積込んだ後、届け先に確認の連絡を忘れていたことに気がつき電話する。担当者から「本来はダメだか積んでしまったのならしょうがないね」とOKをもらう。翌日配送先事業所の最高責任者から、強烈なクレームの電話が入る。担当者から上司への報告は「断わったのに強引に持ってこられた」とのニアンスに変わっていた。ちょっとした表現の差だが、結果としての認識はまったく異なる。彼女と思って付き合っていたら、後日強姦罪で訴えられた様なもの。「取引停止」の大問題になり、運送会社の社長は主要取引先だけに愕然として、急きょ謝罪にいく。運送会社には連絡が遅れた「過ち」は確かにある。ミスを犯した後の謝罪では、言い訳は絶対にしないのが常識。でもその社長は、あえて謝罪の場で真実を伝えることにした。「担当者は叱られるかもしれないし今後の取引にシコリが残るかもしれない、でも大きな目で見ると真実を伝えることが、その担当者にとっても、いい結果につながっていくと信じる」と言っていた。
神奈川県は毎日最低3便あるが、その1便の西部ルートの配達を担当するのはメタル便創業以来のメンバーの金子氏。金子氏は自分からの主張はないが、見えないところでも仕事はきっちり仕上げる。朝積みで十数件以上配達するが配達エリアはあくまでも広域で難関、その配達をクリアーするために浦安ヤードにはどうも朝3時頃に積込んでいるらしい。早朝には配達がスタートし昼過ぎには大半を終了させ一日の勝負を決めている。数年前は朝5時頃積んでいたのが、仕事を確実にこなそうとの想い、毎日の積み重ねが、「超・早起き」の習慣をつけてしまった。という事もあり、日中に金子氏の姿を見かけることは少なくここ数ヶ月は会っていない。
乗用車は5年も乗ると、下取り価格がべらぼうに安くなる。これから10年も走れそうな乗用車でも下取り価格が付かない場合もある。その意味では乗用車が趣向品である。それがトラックとなると話は一変する。例えば7年位乗った4t平のトラック(排気ガス規制で首都圏であと1年しか走れない)でも、新車で400万円位なのに、150万円~200万円の中古価格がついて販売されている。詳しい計算をすると、途中迄使ったトラックもどんどん下取りに出し新車を買った方が得をするかもしれない。トラックが故障も少なくなっていることも要因かもしれない。でも感覚として納得がいかない話だ。
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浦安のメタル便では来年早々に、運転手3名~4名の増員を計画している。年末に行うと教育に手間がかかり、人数は増えても実質的に戦力ダウンになるので来年の計画だ。それに備えて新車も一部用意した。ところで求人倍率が地域によりかなり差があるようだ。今年の7~8月頃のデータ-では全国平均で0.97倍、東京が1.44倍、大阪が1.03倍、愛知が1.71倍ととかなりの差がある。
名古屋のホテルで、渡辺氏・吉田氏と朝食を取りながら、昨日の一連の打合せの振返りをする。これが毎回重要な作業でお互いの認識や理解度を同じレベルにしておく。東京で本日午後から、異業種の研修会でメタル便を新規事業の事例として取上げてもらい、その講師として小池さんと参加する。渡辺氏がその応援に来てくれることになり一緒に新幹線に乗り込む。大仕事の前にはうたた寝をしたくなる習性がある。うたた寝後は今起きている自分とは別の梶B君が出現して、頑張ってくれるからだ。車中の横席では、渡辺氏が名古屋での打合せ議事録をパソコンで作っている。申し訳ないと感じながらも、気持ちよい眠りだった。
路上で見かけたトラックで荷台後方部に「ポルノグラフ取付車」とシールが貼り付けてあった。「タコグラフ取付車」をもじったジョークで、ジョークとしてもサムイ。駄洒落として許せないのではなく、このトラックでお客様やお客様の大切なお客様に配達にいくことだ。多くのドライバーが頑張って仕事をしている。こんな一台の為に、多くのドライバーが遊び半分で仕事をしている様に見られてしまうのが悔しい。
環境整備と安全講習を浦安事業所でおこなう。
大阪から辻井部長が研修参加のため東京にきてもらう。「安全への想い」が感じられる。土曜日だが午前中は積込み作業の為、本来は終日おこなわれる環境整備研修だかダイジェスト版でおこない、夕方から古賀氏を講師として安全講習会。安全確保の為の積降作業基準の徹底・危険予知トレーニング・事業所での危険回避のための改善事項等が講習される。 カジ
大手物流会社A社の支店長がメタル便に来社される。A社の創業のルールを色々と聞かせてもらう。ある意味会社の根っこ部分で、大変参考になった。A社も鋼材を多く輸送しており、話の中、東北6県の鋼材の消費量は全国の5%位と言われていた。従来から概算で関東圏40%・関西圏20%・東海圏10%と大掴みしているので、5%は私自身うなづける数値だ。東北が広域であるだけに、小口物流の視点では厳しいエリアだ。