日帰りの名古屋。帰りの新幹線でパソコンに向かって溜まっている仕事をしようとすると、5分も経たないうちに電源切れの警告。使い方が荒い(使用頻度ではなく、乱雑に扱って)為か、過去2年で確実につぶしてきた。だが今回は長持ちしている3年目のノート型、さすがにバッテリーはへばってくる。電源切れのパソコンを抱えてうたた寝していると、検札にきた車掌さんがお願いしてもいないのに電源付きの後部座席への移動を進めてくれる。座席8割がた、うまっているのに、移動するとマルマル3席空席。B席に陣取り、電源をつなぎ、肘を広げて快適に仕事をする。神様が仕事する時間を与えてくださったことに感謝する。 カジ
鋼材扱うと作業着に油がコビりつき、洗濯しても綺麗にならない。洗濯後も洗濯前の区別がつかない。そんな場合、古賀君は洗濯時にキッチン用洗剤を加えるとかなり有効だと言う。「伊藤家の食卓」でやったのと聞くと、油=キッチン洗剤とおもい使ったと言う。 現在使用の、ユニフォームは薄いグリーンなので汚れがなおさら目立つ。新人も入りユニフォームも新たにすることに。今の有力候補はズボンは紺、ブルゾンはブルー、胸にはF1パイロットのように刺繍入りのワッペンを計画中。先ずは形から。
小宮コンサルタンツの瀬川さんが来社される。昨年ガス協会の研修で私と小池さんがペアーで講演させてもらった後の、振返りをおこなう。今回の講師選びは瀬川さんのジャッジで大変お世話になった。そんな中、小池さんの湖池屋の時のミーティングが話題になる。6年位前に2度ほど部外者として参加させてもらったことがあるが、そのミーティングにかなりの衝撃を受けたことを思い出す。20名位参加していたが、社員が半分位でその他が部外者、皆好き放題なことをしながらも、新しいアイデアが生まれ、重要事項が次々と決定されていく。ITやインターネットの活用を重点に議事が進めららるが、その場にいないが顧客も参加しているのでは思うほど、顧客にとって何が楽しいのかが幅広く多方面から議論される。私が今になって感じるこのミーティングのポイントは ①立場も違い年齢も異なる部外者もスタッフに入いる ②ITやソフトに精通したスタッフ同席する ③定期的に会合を持ち継続させる。 メタル便もこんなミーティングを持てればと、イマジネーションを膨らませていた。
メタル便の品質について議論する。
「リッツ・カールトンのクレドは高尚で難しい。でも最後には誰でも出来る簡単な行動規範に落込んでいる。心からの挨拶、お客様のニーズの先読みと行動、感じのよいお見送りの3つ。」 「運送はお客様と直接に接するのに、サービス業の意識が低い。物を運ぶコストととらえ、期待もされてない。だから、当たり前のことをしたら高く評価を受ける業界」 「サービス向上の具体化は二つかも。元気な挨拶と、綺麗なトラック。元気な挨拶は仕事に対する前向きな気持ちを表現し、綺麗な車両は高品質とプロを感じさせる」 「その実現ヘの落込みはどうする? 教育が全てはではないかもしれない、それ以前に適切な人がその仕事に従事することも重要。」 「我々が目にする所に適確に明記することも大切。グループ内で競争も良い手段になる。」こんな主旨を吉田、古賀、小倉、梶で話しあった。 カジ
荷主と物流会社の取決める運賃、コストに見あう取決めが本来あるべき価格だが、異なるケースも多い。荷主A社の仕事をするB運送、価格交渉するが認めてもらえず、仕事を断わることに。困った荷主A社は、別のC運送に声をかける。その際A社の担当は、B社の時より安い価格で提示し、口座の欲しいC社は最初は赤字覚悟で受注する。そんな形で運賃相場が形勢されていく。実態の無い価格が一人歩きしていく。(吉田氏の持論)
トラック運賃の仕組み簡単だが、奥が深い。ある条件だと運賃も安くできるが、その価格がいつでもと言う訳にはいかないケースも多い。前回はしてくれたのにと、お怒りになるお客様もいるが、何時でも出来る運賃を提示していたら、お客様にとって結果的に高い運賃になってしまう。 カジ
欧米では、制服の目的がハッキリしているようだ。海外の大きな自動車メーカーの工場でもワークマンは私服で、ドライバーもジーパン等ラフな服装が多い。ところがお客様に直結する職場では、サービスマークや会社のロゴを目立たせたカッコ良い制服を支給する。日本では仕事⇒規律⇒制服といった印象だ。今回、浦安ではメタル便ロゴがしっかり入った防寒着を支給した。防寒着というより、サービス業としてお客様を意識したスタッフジャンバーに近いかもしれない。
チームプレー、関西の吉田氏が頻繁に使う言葉だ。最初は社内に幾つかチームがあり、競いながら切磋琢磨し合うの意味と勝手に理解していたが、「全社一丸となって」の意味で使って言うようだ。メタル便は当初自車両がない状態でスタートしたが、最近は総合トラックの車両で50%位を運行するようになって関東でも頻繁に「チームプレー」と言う言葉を使うようになった。メタル便は最終積み込みが終了するまで、翌日の配達がよっぽど早い人を除き、全員で作業に取り掛かる、一見無駄にも思えるが実はこれがチームプレーの第一歩だった。金融機関に勤める友人から、金融庁の監査が入ると2~3日はその準備の為徹夜が続くことも良くあるが、その部皆が頑張るので全く苦にならないと聞いたことがある。行列も並んでいて1~2時間が苦にならないことも有るが、仮に5分位の行列でも順番が不公平だったり割り込まれたりすると、急にいらだたしいものになる。チームプレーは先ず一体感と公平であることからスタートするのではないかと思う。 話題が脱線するが、香港のディズニーランドが評判が悪いのは、来場客の列を作らない国民性も多いにあるのでは無いかと勝手に想像している。アメリカのフリーウェーを一日運転したことがあるが、日本以上に運転マナーが良いのにビックリした。ウォルト・ディズニーの魔法も通用する国と通用しない国があるらしい。
お客様が午後から来社された。初めてお会いしたI氏、用件はメタル便の「ある機能」を使って、会社の物流改善をしたいとの内容だった。私は平静を装って会話していたが、実は話を聞きながら久しぶりにワクワクしていた。同席していた古賀も同じだったと思う。我々が小口混載ビジネスを継続してきた中、運営上の最大のネックの部分が、ある日気がついたら我々の強みになっていたのだ。I氏は物流の知識は浅いと謙虚な姿勢でおられたが、我々の機能を適確に捉えており、我々に大きなヒントを与えていただいた。 カジ
来週から1車、月間常用だが変則的な形でスタートする。1週間の中忙しい曜日だけ事前に決めて車を向けると言うもので、お客様は月間契約に比べ固定費は削減できる。月間契約か、一日チャーターか、スポット常用しか対応できない運送会社が多い中、メタル便ではこの様な変則的な契約を当たり前に消化できる。最近は、月間契約の「午後だけ便」「朝だけ便」も便利に使ってもらっている。こんな事にも問題なく対応できるのも小口配送のオーダーを一杯いただいているからだ。
夕方に株主の金森さんと中島さんにメタル便に来て頂き近況を報告する。報告しながら我々はまだまだメタル便をお客様に知っていただく努力が不足しているとつくづく感じた。鉄鋼団地内も頻繁に走っているし、メタル便の事務所にいるとお客様からの電話が頻繁に鳴るし、ファックスから注文がどんどん入ってくる。でも各お客様ごとの売上をみていると、一部の担当者のみから利用いただいている様な会社が多く、殆んどの担当の方にとっては空気のような存在になっている。知ってもらっていると勝手に思い込み、より知ってもらおうという努力を怠っている。両氏ともメタル便のことをいつも暖かく見守っていただき有り難いと感謝する。