小池氏、定家氏と第二回目のホームページの打合せ。
今回は、まずここ数年のメタル便活動を説明・振返り。ホームページを表として、メタル便の重点活動を裏として、具体化の検討を進めていく。「メタル便は何をフォーカスしてきたのか」を見つめることにより、今後の取組みとして3つの重点事項が明確になってきた。
気分転換にサウナに移動し、夕方より古賀君を交えて食事しながら打合せを継続する。表と裏ともすべきことが徐々に明確になってきたので、後半はこのプロジェクトを誰と進めていくかが焦点となっていった。今後メタル便が重点的に取り組むべき項目の一つに情報蓄積があげられたが、その手法については小池氏の今までのマーケッティングの事例が大変参考になった。
メタル便のホームページのリニューアルの打合せを小池氏と定家氏とする。小池氏の最近かかわったプロジェクトの成功例も参考にして全体の流れを組み立てるが、メタル便への落とし込みで何かピントこない。これというひらめきもないまま混迷の時間が続く。そんな中メタル便の当初からのコンセプト「問題解決」がキーワードになって一気に話が進む。面白いものができてきそうだ。
メタル便の年賀状の図案作り。躍動感を出したくてこの一年間デジタル写真をチェックするが意外と良い写真がない。このホームページに写真を使うので結構普段より撮影している方だがいざ選んで見ると案外ないものだ。
個人でも同じ現象がおきており、年賀状用のスナップ写真に被写体自体に問題があるかもしれないが満足いく物が全くない。奇跡的に3人の表情が良く採れている写真があったが、私の青いシャツにしっかり食べ汚しのしみがついていた。
メタル便用の写真は、作業風景や走行中の車両に何とか使えるものもあった。
3連休の初日、メタル便有志で総合トラック埼玉支社のラック作りに参加。(詳細はhttp://www.sohgo-truck.co.jp/の11月4日のダイアリー)
10月12日記載の「我々の常識・非常識 」の記載に対して意外な波紋があった。こんな数行の文書でも読んでいてくれてると実感できたのも嬉しかった。
これらが改めて我々自身に問いかかる切っ掛けになったかもしれない。
具体的には
①「我々」と書かれているが私は我々の中に入っているのか?
②そうは書かれてもいや仲間意識やノウハウ共有もまだまだといった意見。
③その主旨なら、もうっとこうすべきだといった具体的な意見など。
稚拙で雑駁な文章だったが、主旨は的確に伝わったようだ
二ヶ月に一度の度ドライバーミーティングでこんな話をした。
運送会社は真面目にコツコツと働く人が多い会社と、多少ズルをしても目先の楽を求める人が多い会社の二つに分かれる。
1997年に香港が中国に返還された時、新しい香港が中国的になるか、香港のままであり続けるか議論されたことがあった。そんな中、新聞のあるエッセーを読んだ時に私は香港の現状を理解するのに腑に落ちるものがあった。香港の入口となるターミナル駅のタクシー乗り場、中国本土から来た人が並ぶ列を無視して我先にタクシーの乗り込もうとする。その状況で、列に並んでいた香港在住の人も列を乱すようになりいつの間にか扇状の集まりになっていた。こんな内容の記事だった。
病院・セール会場・ディズニーのアトラクションにしても、長時間待つ時でも公平だから不快感は全くない。だが1分間ぐらいの列でも横から入ってくる人がいたら不愉快だし、待たされること自体にもに不快感を受ける。
仕事を充実させ楽しくできるかは、そんな単純な人間の心理の中にあるかもしれない。
メタル便東海からの紹介で関東の新規のお客様のところに、渡辺氏・古賀氏がメタル便の説明にいく。
丁度メタル便の浦安事務所に商社の方が物流合理化の件で夕方来社されたので、渡辺氏の同席も了解をいただき一緒に話を聞いてもらう。
初めてお会いする方にも遠慮なく、私なりの物流合理化論をぶちまける。合理化プロジェクトは誰をメンバーにするかが重要、実務主導だと保守的になるし、システム主導だと現場からかけ離れてくる。でも改善していかなければならない。合理化や改善は、かなり泥臭いもの。メタル便自体がいかにドライバーだよりでローテクであるかも付け加えた。
夕方渡辺氏・古賀氏と居酒屋でお互いの近況報告をする。 カジ
行主催の講演会でANAの大橋会長の話を聞く。航空業界の取り巻く環境は非常に厳しい、その中で健全な経営を続けるANA、大変勉強になった。参考になったそのポイント。
①ANAは過去に5回大きな事故を起こしている、大橋会長はその事故日を全て暗唱され、安全の為なら全ての手を打つという。
②スターアライアンスはマイレッジや相互乗り入れだけの提携ではなく、各航空会社のノウハウの提携である。
③経済性の高い中型機種(燃費効率)に積極的に更新していく。一方で燃費効率の向上のため、機内でのお皿の重量まで検討する。
④お客様に「あんしん・あったか・明るく元気な」おもてなしをする為に、社員のCSマインド・フロンテアスピリット・チームスピリットを重視する。具体的にはANAは経営陣とラインスタッフとのコミニュケ-ションを大切にしている。大企業感じさせない、アットホームな雰囲気を感じた。
⑤夢の玄関/大空にあこがれ/夢のステージと言った共通の言葉で、社員が一体となっている。
でも何よりも関心したことは、大橋会長の話し方が非常に謙虚であり、ライバルの批判や優位性につてい一切口にしなかった。だから、話もストレートに入ってきた。 カジ
メタル便は6年の中、我々には当たり前になっていることが、他の人から見ると非常識に見えることが意外と多い。その一つが新鋼流会の存在だ。メタル便サービスにかかわる5社を通称して呼んでいるが、通常ではありえないことがいくつかある。
①5社社員の仲間意識が強い。
多くの交流効果もあり、日常会話に会社の垣根が全くない。兎に角コミニュケーション多く、仲が良い。
②ノウハウの共有
本来会社のノウハウは企業秘密、それが全く5社間にガードがなく、ノウハウが既に共有の財産となっている。
③仲間の会社の成功は自分の喜び
5社はライバル意識より、共生の概念が強い。
不思議なことが続いている。無欲で自分以外の会社のことを一生懸命にやっていると、早い時期に自分のメリットとなって返ってくる。これは特に体感した我々でないと理解できない不思議な現象だ。
メタル便のある千鳥町付近の交通渋滞は、ディズニーランドによる影響が大きい。平日というのに午後9時半でも大渋滞になっている。3連休明だが、体育の日に学校の行事がありその振替休日を利用してディズニーに来た家族連れによるものと思われる。「きっと連休明けで空いているかも」との読み、でも全国の相手のディズニーには通用しない、それが裏目にでた結果の渋滞だ。