DEXグループのメンバーで、武生在住のデザイナーの宋倉さんとたずねてのデザイン会議。宋倉さんはピクトグラムを得意として、メタル便グループでも多くのデザインやダイレクトメールを作成してもらっている。具体的な打合せはメールでおこなう場合が多いが、数ヶ月に一度は会ってお互いの温度を調整しておく。
最近、宋倉さんはデザインと作るだけではなく、育てて行くことに情熱を燃やしている。
色々なアイデアが沸いてくる。チームワークと言えばF1、精鋭と言えばTOPGUM。そのなキーワードがアイデアをふくらませていく。
茅場町の鉄鋼会館で、メタル便10周年の集いを催す。メタル便のサービス開始(総合トラック)が2000年8月から、株式会社メタル便の設立が2000年12月。10年間のその間をとって10月22日に行なうことにした。中島社長と金森会長、メタル便の生みの親にもご参加いただく。メタル便に関わる大勢の方々にいらしていただき、感慨深い一時だった。私からこの10年間の振返りを中心に約10分話させてもらた。この数週間何を話そうかと色々と考えていたので、話し終わったら肩の荷が降りた感じでホットした。ご来賓の方々にも素晴らしいスピーチをいただき感謝感謝の2時間だった。 カジ
京都東山に真々庵という庵がある。知人の特別な計らいで見学させていただいた。
「真々庵は昭和36年に松下幸之助さんが社長を退任して会長に就任したのを機に、一時中断していたPHPの研究活動を再開するために求めた別宅。昭和55年に松下電器の施設となり全面改築、名称も松下真々庵とし、当時と同じ状態に庭園・建物を整備保存し迎賓機能を果たしている。」「庭園は7代目小川治兵衛(庭治)の明治42年の作で、東山を借景」庭園を維持するため、一般公開はされていない。
松下さんはモノにはこだわらなかったという。庭の大改造にあたり庭師に「寸鉄おびずして敵を制するような庭にしたい」を語ったという。銘木や高額の庭石にはこだわりがなく、総合力で庭園の価値を評価した。成功した証に、高級品を集めてモノにおぼれてしまうヒトが多いなか、松下の晩年はPHP研究所と松下政経塾に情熱を注いだ。
真々庵は日本の心を伝えるでけでなく、宇宙万物を司る場所として残されている。庭園の奥の茶室の横には「根源社」と名づけられた社(やしろ)があり、来庵すると必ず社の前で静かに手を合わせ生かされていることの感謝したと言う。松下さんが重大な決断をする時は、社の前で座りこんで考え事をしたそうだ。「素直に」の原点回帰の場だ。 カジ
メタル便の神奈川便のエキスパート、金子さんのある日の配車。
鎌倉市→大和市→相模原市×2→都築区×2→港北区→金沢区→伊勢原市→平塚市→旭区 の12件で1497kg。
古賀君に聞いたら、朝4時に浦安をスタートして午後2時ころには終えるという。朝の7時スタートだったらこれだけの件数は無理だという。
名古屋で、ヤマネット実践研修の卒業生が主催する泰壮会の研修会があった。ヤマネットの主催者、山田泰壮さんの名前からつけた会名である。
マイシンの辻専務より感動の基調講演と4班に分かれてケーススタディ研修、物流業界の優秀なメンバーが集まっているので研修も迫力がある。メタル便グループのスタッフもこの一年ヤマネット研修で鍛えられており、多数参加している。
主旨は、ダイエイの吉田氏がボランティアでやってくれているが、その熱心な呼びかけで物流マンが40名近く集まった。メタル便グループとしても浦安・名古屋・大阪のスタッフが中間地点で集まれるので有り難い研修である。 カジ
従来、集荷してきた商品は、パレットか台木の上においていた。パレットの隙間から落ちてしまうような小さな商品も最近増えてきた。その改善策として、部分的にパレットの上に金属板を敷き詰めることにした。置き場も、それなりの雰囲気がでてきた。 カジ
メタル便も遅まきながらデジタルタコグラフを導入することにした。関西のメタル便では一年前には導入されている。この数年で中堅以上の運送会社には相当数導入されており、今となっては運行の半分以上は着装車かもしれない。導入メリットは高速運転が管理されるため、車両事故の低減と燃費効率の向上。
車に取り付ける先日に、ドライバーへ取扱い説明会が行なわれたが、質疑に加えて、導入反対意見も多かった。導入するとエコ運転が点数で管理されるが、仕事がタイトな時や到着時間に追われた時はスピードを出さなければならない局面がある。確かに実際は高速道でも法定速度以上で走る車が多い。その活発な意見?に 説明の為こられた業者の人もびっくりしていた。今まで多くの会社に立ち会ってきたがこれだけ反対の意見が多かった会社は初めてだと。 カジ
大阪メタル便の営業勉強会に参加する。数年ぶりの参加だ。
2週間に一度行われる勉強会、5名の営業担当がまずこの2週間にお取引いただいた報告から始まる。驚いたのはその件数の多さで約2時間がその報告に使われた。なぜメタル便にお声がかかったか、お客様にとってのメリットは、そのメリットは他のお客様に活かすことができないかも同時に分析していく。
営業に大事なのは、アウトプットである。営業報告でも視点を変えていけば、営業の訓練になる。会社の強みやおお客様にとってのメリットを認識する訓練になる。
新しくスタートサービス、「あいのり便」のプレゼンテーションの勉強会。
お客様の前で話すことを設定して、4名が各自準備してきた資料や説明手順にのっとり順番に発表していく、本番さながらのトレーニング。与えられた時間は7分だがこれが意外と長い、でも話込むと時間が不足する。お客様になりきっての具体的な質問や厳しいコメントが横行する。でもお客様の前でしどろもどろになるより、社内で恥をかいた方が良い。 そのなことする中で、あいのり便の特徴も鮮明になってきた。 カジ
写真→夕方からダイエイはすさまじくフォークリフトが行き交いする。ポールに傷からもそのすさまじさが実感できる。
新しいサービスがスタートする。
従来は、1車の積載が70~80%だと満車として走らせていたが、その空いた部分を何とかコスト削減の要因がないかと検討した結果の新サービスだ。
大阪のメタル便が数年前にある方の紹介でマリンエンジンを運んだ事がある。お客様はマリンエンジンということもあって配達は1車チャーターが当然と思われていたが、配送条件の中で安くなる方法をお客様に提案したかった吉田社長は、無理やりに「商品を詰めて乗せたら、後ろに隙間があきませんか、1mでもいいんです」「それなら他の商品が詰めますので」1車料金で当たり前と思われていたお客様を口説き落として割引を納得させた。値下げするには運送会社としても根拠が欲しいのである。
今回はそんな我々の気持を、広くお客様に便利に使ってもらうためにサービス化したものである。メタル便には幸い関東・東海・関西でも共通しているのは、1mの隙間でも混載できる荷物をふんだんにある、だからそれが出来るのである。 カジ
チャーターをお札とすると、混載便は小銭のようなもの。 例えば42㌧運ぼうとすると、10t車5台ではなく、10t車4台と混載便で2㌧の手配が安くつく。10t車分がお札、2㌧が小銭に相当する。
小口混載サービスを提供して一社で月の利用額が100万円を超えるお客様は相当物量がある会社で、たぶんその会社のチャーター便の支払い運賃はその10倍以上はあるのではないかと思う。だから、小口混載の荷物を大量に扱っていても売り上げはそれほど伸びない。お金は小銭を大切にするとチリも積もれば・・・で大きなお金が溜まってくる。たぶん運賃も同様だと思う。小口を慎重にコストを掛けないで上手に運ぶと、予想外に物流費は安くなるものだ。
タクシーに乗り、降りる時の料金が840円だったら、私は「お釣を100円ください」と言う。その余分に払った60円に、近くて申し訳けありませんでしたの言葉の代わりに。でも100円のお釣はやはりほしい。缶コーヒーは一本買えるから。60円や100円の話なら平和だが、毎日使う専属便となると桁が違ってくる。毎日34000円でピッタリの金額で、仕事が薄い日は「お釣はいらない。とっておいて」を行っている。
メタル便が経済誌の特集で取材を受けたことがある。メタル便だけの一方的な取材では、信ぴょう性や信頼性に欠ける可能性があるので取引先に側面取材をされた。そのお客様のインタビューには記事が出来上がって読んで見たら、我々がびっくりした。メタル便がそのお客様に請求する以上の金額が、メタル便を活用することによって削減できたそうだ。その年間の削減の金額が千万円単位だったので、我々が驚いた。いかに小銭(小口)と大切にするかので、お金がたまっていくかがよく理解できた。
ちなみに私は道でよく小銭を拾う。ニッケルの1円でも何だかうれしい。泥がついたり、曲がったり、傷がついていたりしても、迷わす拾う。50円コインを拾ったならその瞬間、人生最高の至福の時と思うぐらい嬉しい。でも大きなお金は溜まっていない。 カジ