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[ 関東 ] ヤマト運輸

【ヤマト値上げ裏目に 人手確保も取扱数戻らず4~6月営業赤字61億円 顧客は自社配送や他社へ】日経デジタルに記事が掲載された。2017年に物流クライシスと称して、運転者不足がマスコミにクローズアップされ、これを機に大手物流会社が一斉に値上げに動いた。ヤマト運輸は値上げだけでなく、加えて総量制限を同時におこなった。価格交渉はなく通達に近い一歩的な値上げ、積載効率の悪い商品や法人契約で料金が安い顧客は断って回った。物流会社はやはり黒子の部分がある。商品の売買が成立して、初めて商品が動く。2017年に多くのユーザーにはヤマト運輸が傲慢みえ、今になって荷扱い量が想定以上に落ち込み、ユーザーからしっぺ返しを受けた形となった(ヤマトの戦略を簡単に図式化してみた)。私は数量制限か料金値上げのどちらかに絞るべきだ思っていた。メタル便グループでも当時からヤマト運輸の傲慢な方針は、我々にとって悪い手本として大いに参考にしてきた。料金の値上げは避けられない場合があっても、その時は値上げ分だけサービスの品質を高めようと。

[19.08.09]