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[ 関東 ] 道具作り

安全輸送をする上で道具というのは大変重要である。
道具にも荷締めに使うレバーブロック(ガッチャ)やワイヤーといろいろありますが、今回はどちらかというと脇役かもしれませんが台木と当てゴムです。
ただの木とゴムなわけですがこれが買うと結構いい値段がするのです。
そこで東海では木は輸入コンテナなどに入ってくるアピトンと呼ばれるひじょうに硬い木を協力会社より無料でわけてもらい、ワイヤーなどで荷物に傷を付けない為のゴムは私が営業途中でみつけたタイヤ工場から廃品をコーヒー1本で大量にわけていただいた物を利用しています。
地方によって名前の変わる木です。台木、万棒、リン木とさまざまです。ドリルで穴を開け鉄の棒を差し込むことにより荷締めの箇所が減り、混載便には重宝な木へと生まれ変わります。これらの道具は手を加えることにより、さらに用途や利便性が増すのです。
買ってしまえば済むことですが経費節約と使いやすい道具のためなら多少に時間を割いて作ることもやぶさかではないでしょう。

[03.10.30]