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[ 関東 ]

運送業界の取り巻く環境は厳しい。

統計によると運転手の平均年齢は42歳。ドライバー不足は恒常化しており、今後より難しくなることは間違いない。石油の値上がりも半端ではなく、数年前のレギュラーガソリンが軽油の価格になっている。最近の異常気象、特に地球温暖化は深刻で物流関係への風当たりは強い。

これらの問題解決にあたり、物流会社一社ごとの企業努力では限界がある。これらの現象は、「トラックを走らせない方法は無いですか」と問題提起されている様に感じる。

鉄鋼の共同配送を目的に掲げ我々は2000年に鋼材の小口を上手に運ぶ会社としてサービスを開始した。7年経過してメタル便が本来すべきことがまだまだあるのではないかと痛切に思うこの頃だ。


小学校の教諭となった乙武洋匡さんは今日のブログに「学校の先生は、めちゃくちゃ忙しい。児童が帰ってからが特に忙しい。」と書いてある。

「校務分掌」という言葉がある。学校内における運営上必要な業務の先生による分担である。
・委員会やクラブ活動の運営
・入学式や卒業式等の式典準備
・子供達の生活指導
・避難訓練の計画・実施
・図書館の運営等
・情報システム
・施設管理 etc

先生が分担し作業をするが、児童数が少なくても分担する仕事は減らないので、少子化は先生の授業以外の時間を圧迫していく。
こんな事が今の学校では起こっている。

人口減少の始まっている日本では「小さくなる能力」が必要とされ、経済活動もこれに近い現象が起きつつあるのかもしれない。小学校の統廃合は、ここ数年の企業合併に等しい。でも合併できる所は良いが、合併できないところはどうすれば良いのか?

そんな解決策の一つに、「物流はメタル便に、ご相談下さい」と胸をはって言えるメタル便になりたいものだ。  カジ

[07.08.07]