40年前に聞いたマーケティングの村田昭治先生の講義を思い出した。「効用や効果がいっぱい書かれている万能薬ほど、お客様からは選ばれないと」 例えば、風邪にも、高血圧にも、胃腸にも効果・効能があると書かれていたら、薬として本当にどれに効果があるかの解らなくなる。風邪薬でも、セキ止め用とか鼻水用とか具体的に書かれている方が信頼できる。
プレゼンテーションも同様で、時間を持たせや内容を充実させる為に多くを盛り込むと印象が薄れてしまう。何を伝えたいかを一つに絞り混んで、より自分の身近な話題の具体例で示した方が印象に残ると思う。そんな意味では、メタル便はセグメンテーションがしっかりしている。
一回の名刺交換だけでは社名は覚えてくれない。どの地域で何をしている会社かは思い出しても、記憶は社名までにはたどり着かない。メタル便は、覚えやすい、メタル=鋼材 便=混載をイメージするから。メタル便北海道やメタル便東海に至っては地区まで解る。でもマイナスもある、木材や一般雑貨は対象外の感じてしまう。