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[ メディア掲載 ] 鋼材のプラットフォーム作り

「鋼材の宅急便」とは、変な表現です。鋼材を個人宅の玄関まで運ぶ訳ではありません。しかも宅急便はヤマト運輸の商品名です。でも皆がメタル便の事を「鋼材の宅急便」と言ってくれるので、当事者も使わせてもらうようになりました。

2000年までは、明確な料金表があって鋼材を積み合せ(混載)で運ぶサービスは存在しませんでした。運送会社のメイン顧客があり、その配送のついでに安く受注して混載する形はありましたが、その配送ルートから外れたり、メイン顧客とバッティングする競合商品を扱うお客様の配送は断っていました。だから大多数の鋼材問屋は困っていたし、少量の配達はお客様にもう少しまとめ買いしてもらうなりして対応していました。

メタル便はお客様の要望からスタートして、広くお客様に使ってもらえるサービスを目指しました。創立から13年経過した今でも、小さな規模のくせして、JRになれるわけもないのに「全国への鋼材のプラットフォーム作り」と力んでいる、ある意味馬鹿な集団です。
でも今では、メタル便グループと名乗る車輌は100台を越えました。

[13.12.14]