8月以降配送件数が増えて、ドライバーへの負担が大きくなってきている。
研修会で無駄をテーマに話し合う中、このところ増加している積み忘れが問題となった。配車係の新田君が解決策として「自分がチェックするしかない」と言ってくれた。翌週から彼の行動が変わった。メタル便の約7割が宵積みで残りは翌朝積み込む。夜の積み込みが終わり運転手が帰った後、新田君が現場に出て、朝積み込みの伝票と置場に残された商品を一品一品チェックしてくれる。この方法は合理的で、伝票にない商品が有れば、トラック出発前に積み忘れが発見できる。
私なら運転手の責任として積み忘れしないよう注意して解決策とするが、これ以上ドライバーには負担はかけらないとして、自分自身が動いてくれた。ドライバーに対して責めるのではなく、責任感とは何たるかを背中で見せてくれている。これなら仲間がついてくる。
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