8月からメタル便東海の社長が渡辺氏から吉田氏に交代した。今週の土曜日には、関係スタッフ30名近くが集まり、新社長から第6期経営計画が発表される。
最初の約2年が私がおこない渡辺社長に引き継いだ時、自分の無力さを実感した。創業スタッフとして古賀君を浦安から名古屋に送込み任せきりにした自分と異なり、渡辺社長は精力的にメタル便東海に情熱を注がれ現場で語りあい、お客様を回った。役員会も緊張感のあるものになった。メタル便東海の自社社員化が配送が品質向上になるとの判断から、アトランスの強力な後押しで正社員化に切り替えていった。メタル便東海への功績は大きい。
傍目八目(おかめはちもく)という言葉がある。囲碁で第三者が局外から見ると、打っている人より八目も先を見越すという意味。局外から観察する者の方が、当事者よりものごとの真相や利害得失をはっきり見分けられるということ。メタル便東海は傍目八目のメリットが一番生かされている組織だと思う。
4人がバトンを引き継ぐ400mリレーなのか、10人がタスキをつなぐ箱根駅伝なのか。2走が姿を見せるのを待構え、引き継ぎと同時に猛ダッシュする吉田新社長の姿に頼もしさを感じる。 カジ