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[ 関東 ] 相田みつをさん

相田一人(みつを氏の長男)さんより聞いた話。

相田みつをさんの作品鑑定を依頼されるが、99%は贋作。それは本人が納得する作品以外全て処分し、世の中に出回っている作品は本当に少ない。ある時牛尾次郎さんが個展に来られ、売却済みの作品を気に入り同様のものを書いて欲しいと依頼したが、10年経っても気に入ってのが出来ず相田さんが故人になってしまった。一つの詩に、気に入るまで数千枚~数万枚を書くことも有る。でもその一枚一枚が真剣勝負で、いつも清書用の紙を使っていた。墨を磨るのに3時間、山と積まれた失敗の作品はその日に風呂の燃料として焼却されたそうだ。相田一夫さん、相田みつを美術館の館長。みつをさんの死後、美術館をオープンさせた。父が生きていたら反対したかもと言われてた。 カジ
写真→積まれた山が一日分の作品。アトリエの写真も少ないそうだ。

[08.01.24]