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[ 関東 ] 中央タクシー

長野県のタクシー会社、MKタクシーに経営の多くを学び、経営理念は「お客様が先、利益は後」と明確。


同社のサービスの一つに、長野県からの成田・羽田・中部国際への各空港への送迎サービスがある。ジャンボタクシーを使い自宅⇔空港を送迎する。1999年に成田へ、2000年に名古屋・羽田線の開始。利用されるお客様は便利だが、長野県は広域でピックアップも大変で、且つ、出発便や到着便にあわすので運行にも相当台数が必要になる。独自のサービスは、開始当初から地元で注目され話題になったが、利用者1人でも運行する情景は、「いつまで続けられるか」と周りから冷ややかにもみられていた。利用客が増えると、ライバルも登場し始める。商売は難しい。


「継続は力なり」今では、長野県民にとって、大変便利な交通手段となっている。
中央タクシーのタクシーの利用は、駅での客待ちではなく電話からの予約が圧倒的に多いそうだ。差別化された空港送迎のDoor to Doorのサービス、中央タクシーの電話番号が各家庭の電話帳、個人の携帯電話に記録された時から、より身近なタクシー会社になっていく。そして実際に利用した時の接客の良さは「同じ乗るなら中央タクシー」となっていく。


中央タクシー経営者に近い人から、徹底度についてあるエピソードを聞いたが、ココでは紹介出来ないのが残念だ。メタル便も似ている部分がある。鋼材の小口配送だけでなく、一車単位のチャーター便や長距離も頻繁に注文をいただくようになった。加えて、何かお客様に変化があった時には相談してもらえる関係も有り難いことだ。

[09.02.18]