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[ 関東 ] 「ふざけんな この野郎

メタル便の帰ると引取のトレーラーが道をふさいでいる。運転手を見ると、まさかの、携帯電話で話しながらの片手運転で、後進で構内に入ろうとしている。急いで駆け寄り、運転手に通話を止める様に指示するが、図太く話し続けている。


「ふざけんな! この野郎!」と出せる限りの大声で怒鳴りつける。
「この会社の者だ、ざけんな、なに考えてるんだ」運転手はこの時怒られていると自覚して通話を止めた。怒りの為か、大きな声を出した為か、胸の鼓動がおさまらない。


その場を離れ数分後、荷台にいる運転手にもう一度問いただす。
「いつもこんなことしているのか」との問いに
「重要な電話だったので」と答えが返ってきた。
改めてその返答にあきれた、ふざけた野郎だ。
「安全以上に重要なものはない」と再び怒鳴りつけ、「今日の危険行為は、荷主の報告するから」と言葉を添えた。密告は好きでないが、事を大きくすることは重要。

怒りの源泉を考えてみた。危険行為に対する怒りよりは、会社をなめられたことに対する怒りの方が優先したかもしれない。もし彼が新日鉄の構内にいたなら、絶対こんな動作はしない。もし見つかったら、荷主を含めて大問題になるだろうから。  カジ

[09.12.17]