メタル便が仙台市でセミナー開催「2024年物流問題」の対応策を紹介
トラックGメンの監視内容の説明
本質はトラック不足と運賃値上げ
物流2024年問題勉強会at仙台では、メタル便浦安の梶とメタル便北海道(丸吉ロジ)の吉谷社長の2人がそれぞれ30分で講演したが、主催者ではあるが吉谷社長の話に大変感動した。経済産業省・国土交通省・農林水産省が進める「総合物流施策体網」の正に模範となる取組みを紹介した。具体的には丸吉ロジが現在取り組んでいる10項目、海上フェリーシャーシや鉄道コンテナによるモーダルシフト、トレーラーのアコーディオンシャーシの導入による時短、荷主と共に2024年問題解決に取組む物流協議会、運送と倉庫の連携など、それぞれがチャレンジャブルで独創性がある。
アコーディオンシャーシは通常1時間のシート掛け作業をを5分に短縮する画期的なモノ。丸吉ロジのトレーラー1台の時短だけでなく、その積込み場に待つ他の運送会社のトラックの待機時間が全て短くなり、出庫ゲート作業の短縮は荷主にとっても倉庫稼働率に大きなメリットになる。話を聞いて丸吉ロジが2024年の模範的な物流改善の実現は今年からの努力ではなく、吉谷社長が社長就任以来、十数年かけ取り組んできた「労働生産性向上」がいま開花しているということ。メタル便としてこの様な実践事例が紹介できること誇らしくも感じた。
4月の浦安鉄鋼団地での物流2024年問題勉強から5か月経過し、今回は仙台で開催する。
今回はメタル便と三井住友海上火災の共同開催、宮城県トラック協会と興和総合研究所の協賛。
加えて三井住友海上火災のノウハウで前回実現できなかったZOOM参加も可能にした。前回は荷主を対象したが、仙台では荷主と運送業者の両者が対象なので講演も幅広い内容にした。
冒頭に国土交通省に登壇いただいたが、やはりトラックGメンを含む「政策パッケージ」の説明が中心となった。
メタル便 物流2024年問題のセミナー開催
9月7日仙台で
行政、コンサルなど講師陣も多彩
メタル便主催、4月行われた「物流2024年問題勉強会」が取り上げられ、その後の鋼材か物流2024年問題の対応に遅れている現状と、運賃転嫁阻む商習慣について記載。春以後の鋼材の荷動きの悪さが、運送会社からの価格交渉を控える傾向も影響している。
メタル便主催、4月行われた「物流2024年問題勉強会」が取り上げられ、鋼材か物流2024年問題の対応に遅れている現状と、運賃転嫁阻む商習慣について記載。
運転手の退社が続くと、親切な?運転手が配車係に会社に対する不満を教えてくれる。大抵の場合、三人称で語られ「このままだったら、半分のドライバーの退社するよ。皆が不満をもっているよ。」「安い手当、不平等な配車、就労時間・・・etc.」と、日頃の不満が並べられる。
こんな状況下、ドライバーが危機感を持ち親切に教えてくれると受け取るべきだろうが、私の性格がゆがんでいて、彼の個人的な不満だと理解する。運転手からの転職組にも「前の会社は〇〇手当がついていた、こんなに大変な仕事は無かった」と仲間に吹聴する。「だったら、さっさと会社を辞めて元の会社に再就職しろよ」と私は心の中でつぶやく。運転手の不満は感染しやすい。
運転手の定員が1割切ったら黄色信号、2割を切ったら赤信号。不満を先導する人が出てきたり、配車係に「こんな仕事やってられない」と愚痴を直接ぶつけてくる。定員割れは確かに運転手の仕事をハードにするが、大多数の運転手は態度を変容させることなく欠員をカバーしてくれる。でも一部扇動でも日常化すると確実に会社が荒み、ストレスの重さに配車係から辞職届けがでてくるケースも過去にあった。
解決策はひたすら運転手の募集活動をおこない、定員を確保すること。定員を確保してから、運転手の不満の中で、もっともだと思うことを一つ一つ改善していく。
ドライバーが高齢化している現在、信号を点滅させない努力は容易ではない。
どうする物流2024年問題。
第二回「物流2024年問題勉強会」仙台開催決定!
日時:
9月7日(木) 13時半~16時半
場所:
フォレスト仙台、第7会議室 仙台市青葉区柏木1-2-45
主催:
メタル便グループ
三井住友海上火災保険株式会社
登壇者:
・国交省 東北運輸局 予定
・㈱メタル便 梶グループ代表
・三井住友海上火災保険㈱ 竹内部長
・㈱興和総合研究所 大和田社長
※先のご案内から日程が変更になっております。zoomは前回もご要望が多く現在検討中です。
詳細は追ってご連絡します。
厚生労働省が物流2024年問題の動画作成。 一般消費者向けなので宅配の受け取りの協力を求めている。また2024年問題として建築も人手不足、現在でも深刻で小さな物件に人が集まらない。職人不足で建物が適度が来なければ良いが。
荷主と元請けに対して標準的な運賃を指導・監視するために設置される「トラックGメン」(仮称)。 6月2日に発表された政策パッケージに登場したキーワード。など凶悪犯罪をイメージする。 厳しいニュアンスがあるが、ガバメント・男の略らしい。トラックGメンの対象が、荷主や元請けなのが物流2024年問題の深刻さを感じる。本来、働らき方改革が遵守されているか、運送事業者が対象になると思うのだか。お上の力を借りないと、健全な経営が維持できない業界と言う事か。「先生、〇〇君がいじめるんだけど」