「4t平ボディ」考察 

お客様を訪問すると、メタル便に対して長尺モノや重量物の混載だけでなく、平ボディー車がスポットで利用できることに喜ぶ客様が案外多い。もともとメタル便は混載一筋で車を回してきたが、4t平ボディ車のスポットチャーターも自然と増えてきた。不思議な気もするが、必然的な背景もありそうだ。


運送は大別すると食品や日用雑貨の「商業系物流」と、自動車関連等の「工業系物流」に分かれる。「商業物流」は、毎日食べる物、使い消耗する物を扱うので計画的に運行され届け先も固定化する。カートン物なので、雨濡れせず容積も充分に積めるウイング車が適する。「工業系物流」の自動車関連や大手メーカーは計画生産されるので、トラックもA地点からB地点に定期的に動きスケジュールも綿密に組まれロスが少ない。商品により車種はウイング車や平ボディ車もあるが、物流が多いので大型車が主役となる。


一方「工業系物流」でも4t車サイズとなると、利用特性はガラッと変わる。私自身は4t平ボディは、白ナンバーのイメージが強く、アオリには企業名が入り販売する会社の社員が運転する。次に多いのは営業ナンバーの専属車で、年間を通じて一社荷主の仕事を専属でこなす。鉄鋼、木材、建築資材、工事関係の車両に多く、現場降しに代表される様に届け先もバラバラで納期も不定期である。4t平ボディのフリーがもともと少なく、緊急時や繁忙期にいつでも車が確保できる様に、自家用でもったり専属で車両を確保する傾向が強い。稼働率は悪く物流費が固定化するがそこは目をつぶるしかない。


メタル便の主力車種は4t平ボディで混載を軸として各地で相当数がフリーで動いている。平ボディは不効率になりがちだか、メタル便はスポット仕事が受けやすしかもドライバーが固定化していので、お客様の個別な要望にも対応しやすい。最近カーシェアの利用が高まっているが、メタル便のビジネスモデル結果として、トラック・シェアを容易にしている。

[15.06.01]
「4t平ボディ」考察 


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